夏 合 宿 の 写 真 


  地圏探で年間最大のイベントと言えばやっぱり夏合宿ではないでしょうか!?
  化石採取、博物館見学、観光、そしてあるときは気象観測。毎年2泊3日の合宿の中でいろいろな活動をしてきました。 また、2001年から2006年まで合宿の行き先も毎年違い、あるときは海、あるときは山、そして離島へ行ったこともありました。
  そんな合宿の写真を2001年から順に振り返って行きたいと思います。


  2001年 軽井沢夏合宿
日   程:8月27日〜29日
移動手段:鉄道→バス→レンタカー乗り継ぎ
宿   泊:立正大学軽井沢研修所×2泊


  地圏探発足後初めての夏合宿です。発足が2001年6月だったことを考えると、なんと発足から3ヶ月足らずで 初めての合宿が実現したと言うことになります。そんな事実からも、発足当時の「勢い」を感じます。
  この頃の合宿は、気象・地質・天文の3分野全てをこなすことが重要視されていたこともあって、野外巡検以外に 合宿先で気象観測の実習勉強会のようなものも行われていました。
  発足間もないこともあって、参加人数わずか8人の小規模な合宿でした。また、基本的には公共交通機関で移動していたので 行動範囲はかなり限られていました。

 
北軽井沢の鬼押出し

鬼押出しから見る浅間山

浅間山噴火で石段が半分埋まった鎌原観音堂
澄んだ冷水が流れ落ちる白糸の滝



  2002年 糸魚川夏合宿
日   程:8月26日〜28日
移動手段:自動車
宿   泊:サイクリングターミナル糸魚川(パークイン美山)×2泊 現廃業


  発足2年目の夏合宿は全ての行程を自動車に分乗して移動するという近年の地圏探らしい合宿のスタイルで行われ、 参加人数も2学年15人と大幅に増加しました。そのため、合宿の雰囲気も前年に比べるとかなり賑やかでスケールの大きな合宿に膨れ上がってきました。
  2002年の夏合宿最大の特徴は、中日2日目の「班別行動」でした。それぞれの個人の興味に合わせ、気象班・化石班・ヒスイ班の 3班に分かれて行動し、夜に報告会(勉強会)を行うという形式です。管理人はヒスイ班に参加していました。
  従って、このHPの写真もヒスイ班のものしか網羅しておらず、化石班と気象班の様子は登場しません。

 
荒波が押し寄せる親不知海岸

親不知の展望台からの眺め

道の駅「親不知」に展示されていた巨大なヒスイ

ヒスイ採取に挑戦した海岸

夜は美山公園内の芝生広場で天体観測

巨大なヒスイの原石が転がっているヒスイ峡

ヒスイ峡ではニホンカモシカが現れた

明星山と高浪池

明星山の絶壁 この山は石灰岩の塊

糸魚川静岡構造線を観察できるフォッサマグナパーク

野尻湖で昼食&ナウマン像博物館の見学
野尻湖で撮影した妙高山



  2003年 福島夏合宿
日   程:8月2日〜4日
移動手段:自動車
宿   泊:ペンションどんぐり(裏磐梯)
       平ユースホステル(いわき) 事件現場


  2003年の夏合宿は参加人数がのべ18人と去年以上の大人数になり、これまでのところ2006年の合宿と 並ぶ過去最大規模の合宿でした。
  この合宿以降、合宿中の気象分野の活動は完全に消滅し地質分野に重点を置いた合宿に変化していきました。 また、この2003年の夏合宿最大の特徴と言えば、地圏探としては最初で最後の水質調査(の勉強会)が決行されたことでした。 水質調査は合宿初日に5班に分かれ、裏磐梯各所で行いました。
  その他、鍾乳洞見学や合宿中の化石採取など、これまでにない合宿メニューがいくつも組み込まれていました。 ちなみに、2003年福島合宿ではユースホステルの某事件により「強烈な印象」を抱いている人も多いかと思いますが、嫌なことは 早く忘れましょう。

 
水質調査のために立ち寄った猪苗代湖

磐梯山の爆裂火口壁

爆裂火口内部にある洞沼、PH2〜3の強酸性

あぶくま洞駐車場裏の石灰岩の壁

あぶくま洞内部の滝根御殿

あぶくま洞の石柱や鍾乳石は本当に見事だ

鉄腕ダッシュの化石採取ロケ現場(いわき市内)
いわき市内での化石採取



  2004年 銚子夏合宿
日   程:8月11日〜13日
移動手段:鉄道・レンタカー
宿   泊:?


  管理人自らが私的な都合によって2001年〜2006年の6年間で唯一参加できなかった合宿です。 この合宿不参加によって「皆勤賞」を逃すことになってしまいましたil||li_| ̄|○ il||li
  そんなこともあって、この合宿については詳しいことは分かりません。犬吠崎灯台や屏風ヶ浦の地層、ペルセウス流星群の 観測を行ったことなど断片的なことしか知りません。参加人数10人弱だったと聞いています。
  なので、この年の合宿の風景写真を提供して頂ける方を募集します。

屏風ヶ浦
犬吠崎灯台からの眺め



  2005年 伊豆大島夏合宿
日   程:9月4日〜7日
移動手段:フェリー・レンタカー
宿   泊:伊豆大島セミナーハウス×2泊


  地圏探初の離島進出となったのが2005年の伊豆大島夏合宿でした。夏合宿と言いつつも、時期は例年より遅くて 9月にずれ込んでいました。
  そして、この合宿ではその離島+9月というコラボが思わぬアクシデントを引き起こしました。台風の接近です。 それによって合宿自体が中止になることはありませんでしたが、三原山登山の中止、見学地の濃霧、連絡船の切り上げ出港による 合宿期間短縮などいろいろと影響が出てしまいました。 奇しくも3年ぶりの合宿での気象分野活動として予定されていた大島の気象台見学も連絡線の切り上げ出航で中止せざるを得ませんでした。
  ただ、離島というだけで合宿そのものは非常に新鮮で、悪天候なりにも楽しめた合宿だったということに変わりはありません。 参加人数は11人でした。

東京港の埠頭には台風に関する張り紙が・・・

伊豆大島に到着したときから海は荒れ模様

三原山の1986年の割目噴火口

凄まじい濃霧に包まれる三原山

600mに渡って続く地層切断面

今にも折れてしまいそうな筆島

猛烈な高浪が押し寄せる野田浜

野田浜で昼食を食べているとノラ猫が・・・

天然の火口に造られた波浮港
落ち着いた雰囲気の波浮集落



  2006年 信越夏合宿
日   程:8月19日〜21日
移動手段:レンタカー
宿   泊:民宿長者温泉ゆとり館(糸魚川)
       星と緑のロマン館コテージ(長野県小川村)


  管理人にとって最後の夏合宿となったのが2006年信越夏合宿です。この合宿は非常に行動範囲が広く、 3台のレンタカーに分乗して3日間800kmの距離を移動をしました。
  合宿の内容は主に地形関連の巡検・見学のほか、2泊目には星と緑のロマン館という天文台併設の施設に宿泊するなど、 天文分野にも比較的重点が置かれていました。ちなみに、前半は「2002年糸魚川合宿」、後半は「2001年軽井沢合宿」と 一部の見学地が重複していました。
  そして参加人数はのべ19人(途中帰宅含)に達し、地圏探史上最大人数の合宿でした。また、参加者は1年生から修士2年生まで 6学年がひしめいていたのも印象的でした。

絶景広がる親不知展望台

廃墟のトンネルを探検中・・・

天険の地、親不知海岸を見学

道の駅親不知でヒスイ採取に挑戦

茅葺屋根の宿、長者温泉ゆとり館

夜は海岸で花火大会!

フォッサマグナミュージアム

糸魚川静岡構造線を観察中

ヒスイ峡に転がる巨大なヒスイ原石

星と緑のロマン館のコテージと天文台

神秘的な草津白根山の湯釜
最後に浅間山の鬼押出しを見学



おまけ(夏合宿旅行記)
  以下に紹介する夏合宿旅行記はOB&OGホームページ管理人が個人的な趣味で運営している私的ホームページ 「Earth Travel Museum」で密かに公開してきた夏合宿の回想録です。 かなり私的見解などが入っているのでこれまで公的な場で紹介するのを避けてきました(と言っても、知っている人は知っていたと 思いますw)。しかし、改めてこの場で回想を詳しく書くのは非常に面倒なので、Earth Travel Museumバージョンの 回想録をそのまま公開させて下さいm(._.)m

◆ 2001年 軽井沢夏合宿   
◆ 2002年 糸魚川夏合宿   
◆ 2003年 福  島夏合宿   
  ◆ 2005年 伊豆大島夏合宿
◆ 2006年 信  越夏合宿   










inserted by FC2 system